株主優待頂きました 三菱鉛筆 2回限定のレアな優待 たまたま頂きました

株主優待頂きました

基本情報

  • 株価情報:東証PRM 7976
  • 株主優待開始発表資料:三菱鉛筆株式会社
  • 優待:△(2回限定の特別優待) 配当:〇 成長性:△ 安定性:〇
  • 株価:2,142円(2025/12/20時点)
  • 配当利回り:2.39%

嫁が文房具が好きだからという理由でたまたま保有していたらしい。含み損中。
LAMY社買収記念として、2025年・2026年の2回限定で特別株主優待を実施
普段は優待がない企業なので、かなりレアなタイミング。


優待情報

  • 権利月:6月(2025年・2026年の2回限定
  • 内容:LAMYの万年筆・インク・ノートのセット
    • 万年筆:LAMY studio glacier blue EF
    • インク:T-10 青 5本
    • ノート:LAMY paper A5 ハードカバー
  • 取得条件:
    • 100株以上
    • 1年以上継続保有(同一株主番号で5回連続記録)

頂いた優待

2025年

使うことなく、お取り置きだそうです。


企業情報

  • 筆記具事業(中核事業)
    • 世界トップクラスのシェアを誇る筆記具メーカー
    • 「ジェットストリーム」「ポスカ」「ユニボール ワン」など強力なグローバルブランドを展開
    • 2024年にドイツの高級筆記具メーカー「Lamy(ラミー)」を子会社化し、プレミアム市場での存在感を強化
  • 非筆記具事業(成長分野)
    • 化粧品(アイライナー等)、産業資材、カーボン関連製品を展開
    • 筆記具で培った分散技術や微粒子制御技術を応用し、2036年までに売上高の大きな柱に育てる計画
  • グローバル展開
    • 売上高の約半分以上を海外が占める
    • 北米、欧州に加え、インド・東南アジアなどの新興国市場への本格参入を加速

業績実績(連結)

決算期売上高営業利益経常利益純利益
2023年12月期748億円118億円128億円101億円
2024年12月期888億円121億円129億円 112億円
2025年12月期(予)930億円131億円136億円91億円
  • 2027年目標:売上高1,030億円、営業利益155億円、ROE 8%以上を目指す「中期経営計画 2025-2027」を推進中 28

三菱鉛筆の強み

  • 圧倒的なブランド力と技術力:摩擦低減やインク技術における独自のR&Dにより、高付加価値な製品を継続投入
  • Lamy買収によるシナジー:ドイツの工芸・デザイン性と日本の技術力を融合し、世界的な高級ブランドとしての地位を確立
  • 強固な財務基盤と株主還元姿勢:累進配当を基本方針とし、DOE(純資産配当率)に基づいた安定的な還元と機動的な自社株買いを実施
  • 明確な長期ビジョン「ありたい姿2036」:創業150年に向けた成長ストーリーが非常に具体的

三菱鉛筆の弱み

  • デジタル化による筆記機会の減少:タブレット普及やAIの進化により、事務用筆記具の需要が構造的に減少するリスク 33
  • 為替・原材料費の変動:海外売上比率が高いため円高局面で目減りしやすく、原材料価格の高騰も利益を圧迫する要因となる 343434
  • 流通在庫調整の影響:欧州などでの在庫調整が長引くと、短期的な業績の重石となる 35

総合評価(2025〜2027年視点)

三菱鉛筆は

「伝統的な技術を武器に、世界市場と新領域へ挑戦する『表現革新カンパニー』」

デジタル社会においても「アナログの書く価値」を再定義しており、資産価値の成長と安定性が高次元で両立されています。

単なる「筆記具メーカー」から、書くことによる思考整理やリフレッシュといった「体験」を提供する企業への変容を遂げつつあります。

累進配当の導入により、長期保有することで安定したインカムゲインを期待しつつ、Lamy買収の効果や新興国での成長を享受できる銘柄です 。


コメント

タイトルとURLをコピーしました