ビックカメラは、1978年に創業した、家電量販店を主要事業とする企業。家電製品の販売を核に、カメラ、パソコン、携帯電話、おもちゃ、スポーツ用品など幅広い商品を扱い、近年はEC事業の強化や、子会社であるコジマ、ソフマップとの連携により、グループ全体の競争力強化を図っている。駅前などの好立地に出店し、専門性の高いサービスと品揃えで顧客のニーズに応えている。
基本情報
- 株価情報: 東証PRM 3048
- 株主優待企業HP: 株式会社ビックカメラ
- 優待: 〇 配当: 〇 成長性: × 安定性: 〇
- 株価: 1,514円(2025年6月6日終値)
- 予想配当利回り: 2.64%
- 権利確定月: 2月、8月
- 株主優待: お買い物優待券
保有株式数 | 2月末日優待 | 8月末日優待 |
100株以上 500株未満 | 2,000円 | 1,000円 |
500株以上 1,000株未満 | 3,000円 | 2,000円 |
1,000株以上 10,000株未満 | 5,000円 | 5,000円 |
10,000株以上 | 25,000円 | 25,000円 |
長期保有 8月に追加
1年以上2年未満継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続3・4回記録 | 1,000円 (1枚) | ||
2年以上継続保有(100株以上) ※半期ベースの株主名簿に連続5回記録 | 2,000円 (2枚) |
利用可能店舗
店 頭 | インターネット通販 | |
---|---|---|
ビックカメラ | ○ | ○ ビックカメラ.com |
ソフマップ | ○ ※ユーフロントでは ご利用できません。 | ○ ソフマップ・ドットコム アキバ☆ソフマップ・ドットコム リコレ! |
コジマ | ○ | × |
買った理由
株を始めた当初に、電化製品を購入するために買った株。取得価格396円。途中で400株売ってしまい。100株しか残っていない。売らなきゃよかった。長期保有で追加のお買い物優待券がもらえるのでまあいいけど。いつも、この優待はソーダストリームのガスボンベに消費してます。キャンプにもっていってその場で炭酸作って飲んだりできます。
エディオンの優待もそろそろ来るかな長期優待もあるのでお勧め。ヤマダの優待は半額なので使いにくい。

企業情報
- 家電量販店事業: 都市部の駅前などの好立地を中心に「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」の店舗を展開し、家電製品、PC、携帯電話、カメラ、おもちゃ、スポーツ用品、医薬品、酒類など多岐にわたる商品を販売しています。専門性の高い接客と充実した品揃えが強み。
- EC事業: 公式オンラインストア「コジマネット」などを運営し、実店舗と連携したオムニチャネル戦略を推進している。即日配送サービスや店舗受け取りなど、顧客利便性の向上に注力している。
- 法人事業: 法人顧客向けに、オフィス用品や業務用家電、システムソリューションなどを提供している。
- その他事業: 不動産賃貸事業なども展開し、収益の多角化を図っている。
同社は、実店舗とECサイトを融合したオムニチャネル戦略を推進し、顧客の利便性向上と販売機会の最大化を目指しています。また、グループ会社(コジマ、ソフマップ)との連携を強化し、仕入れや物流の効率化、共同プロモーションなどを通じて、グループ全体の競争力向上を図っている。
業績推移
(単位:百万円、ただし1株当たり配当と配当性向は除く)
項目 | 2022年8月期(実績) | 2023年8月期(実績) | 2024年8月期(実績) | 2025年8月期(予想) |
売上高 | 7,923億68百万円 | 8,155億60百万円 | 9,225億72百万円 | 9,680億円 |
営業利益 | 178億63百万円 | 142億15百万円 | 243億88百万円 | 310億円 |
経常利益 | 208億8百万円 | 165億66百万円 | 266億74百万円 | 320億円 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 57億65百万円 | 29億36百万円 | 139億8百万円 | 170億円 |
1株当たり年間配当金 | 15円 | 15円 | 33円 | 40円 |
配当性向 | 45.2% | 87.4% | 40.6% | 40.6% (目標) |
1株当たり当期純利益(EPS) | 33.22円 | 17.16円 | 81.25円 | 約99.29円 (※) |
強みと弱み
強み
- 駅前立地と店舗網: 都市部の主要駅前などの好立地に大型店舗を多数展開しており、高い集客力と認知度を誇る。
- 幅広い品揃え: 家電製品に加えて、医薬品、酒類、スポーツ用品など多岐にわたる商品を扱い、顧客の多様なニーズに対応できる。
- オムニチャネル戦略: 実店舗とオンラインストアの連携を強化し、顧客が購入しやすい環境を整備しています。即日配送や店舗受け取りなど、利便性の高いサービスを提供している。
- グループシナジー: 子会社であるコジマ、ソフマップとの連携により、仕入れ力強化や物流効率化、共同販促など、グループ全体の競争力を高めている。
弱み
- 家電量販店業界の競争激化: インターネット通販の台頭や他社との価格競争が激しく、利益率が圧迫されやすい傾向にある。
- 景気変動や消費動向への影響: 家電製品などの高額商品の販売が主であるため、景気変動や消費者の購買意欲の変化が業績に直接影響する。
- 人件費や物流費の増加: Eコマースの拡大に伴う物流コストの増加や、人件費の上昇が収益を圧迫する可能性がある。
家電量販店 各社比較
企業名 | 会計年度 | 売上高 (億円) | 営業利益 (億円) | 配当利回り | 優待 | 強み | 弱み |
ヤマダホールディングス | 2025年3月期 | 1兆6,290.7 | 428.2 | 3.91% (2026/03) | △ | ・コスト・リーダーシップ戦略(低価格帯のオリジナル家電「ヤマダセレクト」など) ・家電以外のセグメント(住建、リフォーム、金融など)への多角化 ・幅広い商品ラインナップ(家具、日用品なども含む) | ・国内家電市場の冷え込みの影響を受けやすい ・多角化事業における収益性のばらつき(特に住宅事業) ・EC事業の強化が短期的には業績に逆風となる場合も |
ビックカメラ | 2024年8月期 | 9,225.7 | 243.9 | 2.64% (2025/08) | 〇 | ・駅前好立地の都市型店舗戦略 ・カメラ・家電に加え、日用品、酒類、自転車、玩具など多様な非家電製品の取り扱い ・ECとの連携によるオムニチャネル戦略 | ・購買意欲が高い外国人客の誘致が市況の変動に影響されやすい ・EC市場の拡大により店頭での購買機会が減少する可能性 ・生活防衛意識の高まりに伴う市場環境の鈍化 |
ヨドバシカメラ | 非公表 | 非公表 | 非公表 | なし | なし | ・手厚いサービスとポイント還元< ・幅広い品揃えと高い専門性店舗の好立地 | ・家電業界全体にいえるネット販売以上の強みがないと縮小せざるを得ない可能性 |
エディオン | 2025年3月期 | 7,681.3 | 233.9 | 2.41% (2026/03) | 〇 | ・リフォームサービスに強み ・地域密着型の店舗展開 ・携帯電話販売代理店事業の強化 | ・客を第一に考える姿勢が時に過度なサービスにつながる可能性 |
ケーズホールディングス | 2025年3月期 | 7,380.2 | 217.8 | 3.09% (2026/03) | 〇 | ・「新製品が安い」という分かりやすい価格戦略 ・現金値引きを基本とする独自の販売スタイル ・従業員の丁寧な接客 | ・インフラ整備(店舗建築)の初期コストがかかる ・周辺の商圏人口が少ない立地の場合がある |
上新電機 | 2025年3月期 | 4,032.6 | 36.9 | 4.31% (2026/03) | × | ・製品販売だけでなく、修理、配送、保守業務までカバーする充実した周辺サービス ・関西圏に強固な基盤を持つ ・ゲーム機販売に強み | ・コロナ禍からの経済正常化でECからリアル店舗への来店が再シフトし、EC積極姿勢が短期的に向かい風になる場合がある ・家電以外の事業多角化が他社に比べて限定的 |
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